鉄鋼業
高炉工場鋳床
高炉工場、鋳床出銑作業は溶銑を注入する作業で傾注樋を操作しながら、溶銑の出銑状況、受銑状況を監視する作業であるが、高温、粉じん、有害ガスにばく露される3K職場であった。職場生産委員会では保護具(防熱衣、防熱面、防じんマスク、遮光メガネ)を使用しないで働ける職場への改善要望が強かった。
傾注樋運転、監視作業場に運転室を新設し、必要な運転機器を室内に移設(新設)するとともに、モニターによる監視に変更して、室内からの遠隔操作に変更した。
これにより、上記保護具類を必要としない作業が可能となった。
中央労働災害防止協会 健康快適推進部
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