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工夫・改善事例

シャフト加工ラインの工程間搬送装置

業種

電気機械器具製造業

動機

シャフト加工は、多工程のラインで、ワーク(10〜14kg)の運搬作業を一人で行っており、手扱い量は、1日に約2tに達している。

このため、「重いワーク手扱い作業は、疲労が大きい」「無理な姿勢での脱着作業は、腰や腕が痛む」「手扱いのため、挾まれ、切創、落下の危険がある」等の問題点があった(図1

内容

シャフト加工ラインの見直しを行い、図2のように「ワーク自動供給装置」「ワーク搬送モノレール型コンベヤー」「ワーク反転装置」「ワーク自動脱着装置」を取り付け、加工ラインの改善を図った。(図3写真1図456

効果

  1. 自動供給装置により、手扱いがなくなり、「はさまれ」「切創」の災害要因をなくした。
  2. 台車を使うことで、天井クレーンが不要となり、運搬災害の要因をなくした。
  3. モノレール搬送とし、ワークの落下危険がなくなり、作業疲労の軽減ができた。
  4. ムリな作業姿勢がなくなり、腰痛防止対策ができた。
  5. 生産性が30%向上した。

期間

平成元年7月〜平成2年2月

費用

19万円

特許・実用新案申請の有無

無し

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