安全衛生情報センター
建設業における死亡災害の発生状況を見ると、墜落・転落によるものが4割以上を占め、特に足場から の墜落災害が最も高い割合となっている。 このような状況にかんがみ、平成15年4月に「手すり先行工法に関するガイドライン」を策定し、足場 からの墜落・転落災害の防止対策を推進しているところであるが、対策のさらなる推進を図るため、今般、 中小規模のビル建築工事等足場の設置を必要とする建設工事を行う事業者等を対象とし、別添のとおり 「手すり先行工法安全対策推進モデル事業実施要綱」を策定し、同要綱に基づき標記事業を実施すること としたところである。 本事業は、建設業労働災害防止協会に委託して実施するものであるが、貴職におかれても、労働安全行 政の一環であるとの認識を十分に持ち、同支部を積極的に指導・援助し、本事業の効果的な推進を図られ たい。