職場の喫煙対策事例 安全衛生情報センター:ホームへ
喫煙対策ガイドラインの普及度にかかる調査結果
 
調査項目

1 回答頂いた事業場に関する事項
2 受動喫煙による健康障害について
3 喫煙対策・喫煙ガイドラインについて
4 喫煙対策の取組について
5 喫煙室、喫煙コーナーの換気について
6 喫煙室等の環境測定について
7 喫煙対策に取り組んでいない事業場の今後の方針について
4 喫煙対策の取組について
  7 何らかの喫煙対策に取り組んでいますか
 
7 何らかの喫煙対策に取り組んでいますか
 
 何らかの喫煙対策に「取り組んでいる」とした事業場が、回答した事業場の89.4%に達していた。
  8 喫煙対策は「職場における喫煙対策のためのガイドライン」に基づいていますか
 
8 喫煙対策は「職場における喫煙対策のためのガイドライン」に基づいていますか
 喫煙対策が「職場における喫煙対策のためのガイドライン」に「基づいていない」、あるいは「わからない」とする事業場が60%を超えていた。
  9-(1) 喫煙対策の実施状況
    ア 建物内の自社占有部分は全面禁煙
9-(1) 喫煙対策の実施状況:ア 建物内の自社占有部分は全面禁煙
 喫煙対策として、建物内の自社占有部分は全面禁煙を「実施ずみ」とした事業場が、回答を寄せ喫煙対策に取り組んでいる事業場全体の27.5%であった。
  9-(1) 喫煙対策の実施状況
    イ 建物内は全面禁煙
9-(1) 喫煙対策の実施状況:イ 建物内は全面禁煙
 [建物内は全面禁煙」を「実施ずみ」とする事業場が「喫煙対策に取り組んでいる」と回答を寄せた事業場全体の28.9%であった。なお、「実施ずみ」と回答した事業場の内、問9−(1)−エ「喫煙室、喫煙コーナーを設置」において「実施ずみ」と回答した事業場が221事業場あった。これらの事業場を「実施ずみ」から除外すると、「実施ずみ」は17.5%となる。
  9-(1) 喫煙対策の実施状況
    ウ 建物に加え、敷地部分もすべて禁煙
9-(1) 喫煙対策の実施状況:ウ 建物に加え、敷地部分もすべて禁煙
 「建物に加え、敷地部分も含めて全面禁煙」の「予定はない」とする事業場が、「喫煙対策に取り組んでいる」と回答を寄せた事業場の半数近くであった。
  9-(1) 喫煙対策の実施状況
    エ 建物内に喫煙室又は喫煙コーナーを設置
9-(1) 喫煙対策の実施状況:エ 建物内に喫煙室又は喫煙コーナーを設置
 「喫煙対策に取り組んでいる」と回答を寄せた事業場のおおよそ3/4で喫煙室、喫煙コーナーを設置していた。
  9-(2) 喫煙対策の実施状況
    ア 喫煙対策の担当部署を決めている
9-(2) 喫煙対策の実施状況:ア 喫煙対策の担当部署を決めている
 「喫煙対策に取り組んでいる」と回答を寄せた事業場の内、喫煙対策の担当部署を既に決めているとした事業場は28.9%であった。
  9-(2) 喫煙対策の実施状況
    イ 喫煙に関する健康指導を実施している
9-(2) 喫煙対策の実施状況:イ 喫煙に関する健康指導を実施している
 健康指導により個人の喫煙本数を減らすことが非喫煙者の受動喫煙を防ぐことにつながる。これも「計画中」や「検討したい」を加えれば「喫煙対策に取り組んでいる」と回答を寄せた事業場の1/2を超える。
  9-(2) 喫煙対策の実施状況
    ウ 禁煙サポート等により喫煙者を減らす活動をしている
9-(2) 喫煙対策の実施状況:ウ 禁煙サポート等により喫煙者を減らす活動をしている
 9-(2)-イと同様の考え方が出来るが、禁煙サポートは、健康指導と比較すると積極的に行われていない。
  10 屋外に喫煙場所を設けていますか
 
10 屋外に喫煙場所を設けていますか
 この問は、建物内全面禁煙を実施している事業場に対する質問である。建物内全面禁煙を実施している事業場では、概ね屋外に喫煙場所を設けていた。
  11 全面禁煙にしていない理由
 
11 全面禁煙にしていない理由
 全面禁煙にしていない理由として、「建物内に喫煙室等を設置しており分煙ができている」と回答した事業場が42.8%を占めている。喫煙者への配慮している事業場が多いことがうかがえる。