(別添1) ○林業における死亡災害の発生状況(6月末時点)
平成17年 | 平成18年 | 平成19年 | 平成20年 | 平成21年 | |
1〜3月 発生分 |
18 (56.3%) | 17 (63.0%) | 11 (39.3%) | 12 (54.5%) | 18 (81.8%) |
4〜6月 発生分 |
14 (43.8%) | 10 (37.0%) | 17 (60.7%) | 10 (45.5%) | 4 (18.2%) |
合計 | 32 | 27 | 28 | 22 | 22 |
資料出所:死亡災害報告(平成21年は速報値) ○林業における主な死亡災害事例 事例1 発生年月:平成21年1月 年齢:65歳 経験年数:5年 (発生状況) 平坦な山林で杉の立木(伐根直径約35cm、高さ約25m)をチェーンソーで伐採したところ、近くの立 木にかかり木となったため、ワイヤーロープをかかり木に巻きつけウインチで引っ張って倒したと ころ、伐倒木が伐倒危険区域内で玉切材の片付け作業を行っていた被災者に激突したもの。 事例2 発生年月:平成21年2月 年齢:35歳 経験年数:2年 (発生状況) 杉(胸高直径約30cm)の間伐作業中、くさびを取りに行こうとして移動していた時、約6m離れた欅 の高さ約12mにある枝が折れて落下し、被災者を直撃したもの。 事例3 年齢:75歳 経験年数:36年 (発生状況) 民有林の切り捨て間伐の作業中、伐倒木(樹高約14m。胸高直径16.5cm)がかかり木となったため、 ている伐倒木を担ぎ上げて外そうとしたところ、外れて倒れてきた伐倒木と立木との間に挟まれた もの。