発生日 |
発生場所 |
爆発災害の概要 |
備 考 |
平成10年9月 |
山梨県韮崎市 |
マグネシウム合金製のビデオカメラ筐体の研磨作業により発生する粉じんを捕集する集じん機(バックフィルター乾式集塵機)内に溜まったマグネシウム合金粉じんを除去するため、シェーキングレバーを操作したところ、集じん機内で爆発した。
死亡1名
負傷2名 |
原因(着火源)は特定されていないが、シェーキングレバー操作時に発生した金属同士の衝突による火花が着火源となった可能性がある。 |
平成11年1月 |
神奈川県藤沢市
集じん機改造工事 |
マグネシウム合金粉じんの集じん機の改造工事のために、集じん機内の堆積粉じんの除去作業を行っていたところ、集じん機内で爆発した。
死亡1名(事業主)
負傷1名 |
原因(着火源)は特定されていないが、作業者の身体に帯電した静電気が着火源となった可能性がある。 |
平成11年1月 |
埼玉県騎西町 |
マグネシウム合金製のノート型パソコン筐体の研磨作業により発生する粉じんを捕集する集じん機(バックフィルター乾式集じん機)内の清掃作業をしていたところ、集じん機内で爆発した。
負傷2名 |
原因(着火源)は特定されていないが、作業者の身体に帯電した静電気が着火源となった可能性がある。 |
平成11年12月 |
岩手県遠野市 |
マグネシウム合金製の携帯電話機筐体の研磨作業中、ダクトの吸引が弱いので、排風機からダクトを取り外したところ、爆発した。
負傷9人 |
排風機のモーターの過熱又はモーターから発生した火花が着火源となったものとみられる。 |
平成12年9月 |
神奈川県大和市 |
マグネシウム合金製の携帯電話機筐体の研磨作業により発生する粉じんを捕集する集じん機(バックフィルター乾式集じん機)内を清掃作業中、集じん機内で爆発した。
死亡1人
負傷1人 |
原因(着火源)は特定されていないが、作業者の身体に帯電した静電気が着火源となった可能性がある。 |
平成12年11月 |
東京都町田市
集塵機移設工事 |
マグネシウム集じん機の移設作業のため、アーク溶接機を使用したところ、集じん機内にマグネシウム粉じんが残存していたため、爆発した。負傷3名 |
アークが着火源となって爆発した。 |
平成13年1月 |
神奈川県横浜市 |
マグネシウム合金製のノート型パソコン筐体をエア式サンダーで研磨作業中、エア式サンダーに付着していたマグネシウム合金粉じんが発火した。
負傷3人 |
エアサンダーの回転部と本体の組付ネジが接触して発生した火花が着火源となった。 |
平成13年8月 |
宮城県大衡村 |
携帯電話の筐体をバフ研磨機により仕上げ作業中、バフ研磨機の粉じんを捕集するダクト内で爆発した。
負傷6名 |
バフ研磨作業を行う作業者の身体に帯電した静電気の放電により着火したマグネシウム合金粉じんがダクト内に吸引され、ダクト内で爆発したものとみられる。 |