厚生労働行政の推進につきましては、平素より格別の御高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、近年、住宅に使用される建材等から室内に発散するホルムアルデヒド等の化学物質に室内空気が汚染されること等により、目、鼻、のど等への刺激、頭痛等の多様な症状が生じる、いわゆる「シックハウス症候群」が問題となっています。
厚生労働省労働基準局では、シックハウスに関連するホルムアルデヒド等の化学物質(以下「シックハウス関連化学物質」という。)についての職域における対策を検討するため、「職域におけるシックハウス対策に関する専門検討会」を設け、シックハウス関連化学物質の空気中濃度の実態の把握、指針値の検討等を行ってきたところです。
今般、労働者の健康リスクの低減に資するため、別添のとおり「職域における屋内空気中のホルムアルデヒド濃度低減のためのガイドライン」を策定いたしました。
つきましては、本ガイドラインに沿って職域における空気中のホルムアルデヒドの濃度の低減が図られるよう、傘下会員に対する本ガイドラインの周知につきまして、特段の御配意をいただきますようお願いいたします。
(別添 略) |