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別紙2

変異原性が認められた届出物質に関する情報一覧

番号 名称 (別名) 官報公示
整理番号
CAS番号 構造式 物理化学的性質 用途 微生物を用いる変異原性試験結果 哺乳類培養細胞を用いる染色体異常試験結果
比活性
(revertants/mg)
D20値(mg/ml)
1 クロロチオホスホン酸=O,O-ジメチル (2)-1946(化) 2524-03-0 構造式 無色か薄琥珀色の液体。
無臭。
沸点:66〜67℃(2.14kPa)
ほとんどの有機溶剤に可溶。
水に不溶。
殺虫・殺菌剤、潤滑油添加剤、可塑剤、浮遊選鉱剤原料 1.05×103 0.16
2 酢酸コバルト(II)=四水和物 (2)-693(化) 6147-53-1 構造式 赤紫色結晶又は結晶性粉末
分子量:240.08
比重:1.7
融点:140℃(脱水)
ペイント:ワニス塗料、陶器の顔料、液相酸化触媒、アルミニウム、表面処理添加剤、医薬中間体 2.58×103 0.0092
3 1,2-ジクロロ-4-ニトロベンゼン (3)-455(化) 99-54-7 構造式 黄色固体
分子量:192.00
融点:41℃
沸点:256℃
アラミド樹脂、農薬、染料、医薬の原料 1.10×104 0.085
4 2,3,5,6-テトラクロロ-1,4-ベンゾキノン(別名:クロラニル) (3)-1007(化) 118-75-2 構造式 黄金色結晶粉末
分子量:245.88
比重:1.08
融点:289℃
染顔料、医薬品、ゴム薬品 1.12×103 0.017
注1) 官報公示整理番号とは、労働安全衛生法第57条の3項第1項の規定に基づく同法施行令第18条の3第4号に定める化学物質及び同法第57条の3第3項の規定によりその名称等が公表された化学物質について、官報公示の際に付けられた番号である。
注2) 官報公示整理番号の後に付した(化)は、当該番号が昭和54年6月29日までに「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」に基づき官報公示された際に付けられたものであることを示すものである。
注3) CAS番号とは、米国化学会のケミカル・アブストラクト・サービス(CAS)において、化学物質検索を容易にするために付けられた番号であり、国際的に文献検索等の際に広く利用されているものである。
注4) 物理化学的性質及び用途は、14102の化学商品(化学工業日報社)等の記載によるものである。
注5) 比活性とは、被験物質単位用量当たりについて、微生物のDNA(デオキシリボ核酸)に対し突然変異を誘発する程度を表したものである。
注6) D20値とは、細胞の20%に染色体異常を誘発する被験物質の濃度を表したものである。