緊結金具の部位別選別法
部位及び項目 |
a |
b |
c |
イ.全体変形 接合リベット部等 | なし又はわずか | ある程度 | 著しい |
ロ.全体のさび | なし又はわずか | ある程度 | 著しい |
ハ.自在クランプの | |||
(A)回転作動 | 異常なし | 異常あり | |
(B)かしめクリアランス | ほとんどなし | 著しい | |
ニ.油等の付着物 | なし又はわずか | かなり | |
ホ.本体及びふた | |||
(A)変形(損傷) | なし又はわずか | ある程度 | 著しい |
(B)亀裂 | なし又はわずか | 著しい | |
(C)カール部の開き | 1mm未満 | 1mm以上2mm未満 | 2mm以上 |
(D)カール部ピンの損傷 | なし | あり | |
(E)爪の変形 | なし | ある程度 | 著しい |
(F)板厚 | 3.0mm以上 | 3.0mm未満 | |
ヘ.ボルト、ナット部 | |||
(A)ナットの作動 | 異常なし | 異常あり | |
(B)変形(損傷) | なし又はわずか | ある程度 | |
(C)ボルト基部ピンの曲がり | なし又はわずか | ある程度 | 著しい |
(D)ボルトの直径 | 9.0mm以上 | 9.0mm未満 |
注1.ふたの変形が「著しい」とは、鋼管を取り付けた場合において、注2のような測定により3mm以
上の隙間を生ずる状態をいう。
注2.接合リベット等の変形が「ある程度」とは、次図のような測定によるものとする。
注3.部位の名称は、次図による。