安全衛生情報センター
平成29年5月に兵庫県尼崎市において「ヒアリ」が発見され、その後全国各地で発見が相次いでいる。 ヒアリに刺された場合、疼痛(とうつう)、掻痒(そうよう)感、水疱(ほう)等の症状が生じ、場合によって はアナフィラキシー症状が生じることもある。 都道府県労働局及び労働基準監督署においては、下記の対応について遺漏のないようにされたい。なお、 関係団体に対しては、別紙のとおり注意喚起を行ったので、併せて了知されたい。
1 ヒアリに関する事案に接した場合の対応 現在ヒアリが発見されていない都道府県を含め、個別・集団指導や、事業場からの問い合わせ等によ り、万一、ヒアリに関する問題だと疑われる事案に接した場合には、遅滞なく地方自治体、環境省地方 環境事務所等の関係機関に連絡し、適切に連携を図って対応すること。 また、その際には、ヒアリの特徴、生態、駆除方法、刺された時の対処方法等についてまとめられて いる環境省ホームページを参照しながら、関係事業者等に対し周知及び指導すること。 ○環境省ホームページ http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/fireant.html 2 ヒアリの調査・駆除を行う事業者への対応 地方自治体、環境省地方環境事務所からの委託によりヒアリの調査・駆除を行う事業者については、 地方自治体、環境省地方環境事務所において現に委託先事業者に周知及び指導を行っていることから、 当該地方自治体、環境省地方環境事務所と適切に連携を図って対応すること。