安全衛生情報センター
標記工法は、ワイヤロープに人工ダイヤをはめ込んだダイヤモンドビーズと呼ばれる環を数センチ間隔 で取り付け、スリーブと呼ばれる接合用環により環状にしたものを壁、柱等のコンクリート製工作物に巻 いて回転させることにより切断する工法であるが、近年、解体工事現場への導入が進み、スリーブの抜け 出し及びダイヤモンドビーズの飛散による死亡災害も発生しているところである。 このような状況を受けて、一般社団法人日本コンクリート切断穿孔業協会、ダイヤモンド工事業協同組 合、ダイヤモンドワイヤーソー工法研究会及びダイヤモンド工業協会の4団体が協働し、ワイヤーソーイ ング工法安全作業指針作成委員会を設置して技術的な検討を行い、このたび標記指針を取りまとめるとと もに、標記指針作成委員会の委員長より別添のとおり、平成26年1月23日付け文書をもって周知の協力依 頼があったところである。 ついては、了知の上、別途送付される標記指針を活用して関係事業者に周知を図られたい。